株式会社メガネトップ

わたしたちの取組み

【よるの むしのね ずかん】ワークショップ

メガネトップでは、虫の鳴き声を楽しみながら自身の “きこえ” に意識を向けるきっかけ作りとなる冊子『よるの むしのね ずかん』を使い、「聞くことの楽しさ」「聞こえへの気づき」をすべての年代の方々に伝えるワークショップを開催しています。

聞こえた虫の鳴き声を表現するワークを行った際には、エンマコオロギの鳴き声を「チリチリチリ」、スズムシの鳴き声を「リーンリーン」と表現。子どもたちが鳴き声を言葉で書き表そうと一生懸命に取り組む様子が印象的でした。また、鳴き声を聞いて虫の名前を当てる『むしのね かるた』でも、子どもたちから「カヤキリ︕」という元気な声。自分たちが表現した鳴き声をヒントに全問正解したご家族もいらっしゃいました。

 

虫の鳴き声やヒントとなる虫のシルエットを見ながらカードを取る「むしのね かるた」では、子どもたちから「あ!この声、聞いたことある!」や「スズムシ!」という元気な声。一緒に参加いただいた⼤⼈の方々からは、「大人には聞こえない虫の音があることを知らなかった」「むしのね かるたを家でもやってみたい」などの声があり、“聞こえること”への関⼼が高まった様子をうかがうことができました。

 

小学1年生~5年生までの32名のお子さまに参加いただきました。「虫はどんな時に鳴くか知ってますか?」と聞くと「メスを呼ぶ時に鳴くんだよ」と元気良く教えてくれたり、少し難しいクイズの時は近くの友達と助け合いながら答えを探したりする様子をうかがうことができました。

 

高い周波数の音が聞き取りにくくなることを体験する場面では、大人たちに「いま鳴ってる!」「聞こえるよ」と子どもたちが元気に声掛けをして教え合う場面もあり、参加いただいた皆様の驚きや笑い声のあふれるイベントとなりました。

 

虫の音の周波数が徐々に高くなっていく場面では、一緒に参加いただいた保護者の方から「聞こえる?」「聞こえない!」と声があがり、お子さまからは「わたしは聞こえるのになんで?」と、“きこえ”への関⼼が高まった様子を窺うことができました。

 

コオロギの耳はどこにある?というクイズでは、身振り手振りで「ここ!」と思い思いの場所を発表してくれ、正解を知った時には「えー!」と大きな声が上がり、コオロギの耳が意外な場所にあることに子どもたちは驚いた様子でした。

 

様々な種類の虫の鳴き声を当てるゲームでは、鳴き声の特徴などのヒントをもとに一生懸命答えを探して発表してくれました。高い周波数の虫の音を聞く場面では「高くなるとなんで聞こえないの?」と“きこえ”への関心が高まった様子でした。

 

高い周波数の虫の音を聞く場面では、会場内の大人の方から「聞こえないなぁ」と声が出ると「いまジージーって鳴いているよ!」と子どもたちが教えてくれる場面があり、人によって聞こえ方に違いがあること、みんなで協力して伝え合うことを学びました。

 

虫の音や様々な生活音を聞き比べたり、音が空気をどうやって伝わっているのか振動実験を通して学んだりしました。子どもたちからは、音によって振動の仕方が違うのが面白いなどの感想が寄せられ、実験を通して音に関する気づきを得られる機会となりました。

 

虫の展示室で開催させていただきました。ワークショップに登場した虫を観察できるブースもあり、参加した子どもたちは「さっき見た虫だ」と生きている虫に興味津々の様子でした。

 

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